屋内の豆知識 ※ご自身で解決できない場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。 ▼ カーペットを清潔に保つ カーペット汚れは、足の皮脂が付着したものです。黒ずんできたと感じたら、洗濯用中性洗剤か、食器用洗剤を使用して拭き取ります。 まず最初に色落ちテストを行います。目立たない部分に中性洗剤の原液をつけ、5分ほどおいてティッシュなどで抑えてみましょう。色落ちする場合は洗剤を使った掃除は出来ません。 色落ちしない場合は、1リットルの水に対し約10mg程度の洗剤を入れ洗剤液を作ります。タオルに浸して固く絞り全体を拭き掃除します。汚れが広がらないように外から中心に向かって少しずつ拭き上げます。毛並みを傷つけないようにやさしく行いましょう。汚れが取れたら洗剤が落ちるまでしっかりと水拭きします。洗剤のニオイが無くなったらタオルで水分をしっかり拭き取り、ドライヤーや扇風機で風を当てしっかりと乾かしてください。 ▼ 畳の汚れ取り・掃除方法 畳の持つ吸水性や調湿性を維持するために風通しを良くし、畳の目の隙間のごみも良く取れるように目に沿って掃除を行います。月1度は拭き掃除を行いたいものです。畳掃除を行うのは晴れた日がお勧めです。水拭きした後早く乾くように窓を開け風通しを良くしてください。 ゴミは畳の目に沿って掃き取ります。週に1回は、掃除機でしっかりと吸い取って下さい。また、水蒸気が出るモップなどで拭き掃除を行い清潔に保ちましょう。黄ばみが出てきたら、乾いた雑巾にクエン酸をしみ込ませ吹き上げ、仕上げに乾拭きします。 ▼ 手垢やヤニによる壁紙の汚れを落とす方法 【手垢による汚れ】 重曹を水で溶かしスプレーを使って壁に振りかけます。ブラシや雑巾で拭き取ると綺麗に落とすことができます。水拭きをした後は、乾拭きをするのも忘れずに行いましょう。 【たばこのヤニの汚れ】 アルカリ性の洗剤を水で薄めものを雑巾を浸し固く絞ったら汚れを拭きます。 【頑固な汚れ】 スプレーでアルカリ洗剤を塗布ししばらく放置した後で拭き上げます。それでも取れない汚れは漂白剤などを使ってみてください。 ▼ 油による壁紙の汚れを落とす方法 油系の汚れは、油で落とします。布に油をしみ込ませ拭き取ります。取れない場合は、純正粉石鹸に少量の水を加えて拭き取ると油汚れが落ちやすくなります。※台所用洗剤は使用しないほうが良いです。 ▼ カビによる壁紙の汚れを落とす方法 重曹や酢などを利用して汚れを落とすのがおすすめです。酢の代わりに殺菌作用が高い消毒用のエタノールを使用しても構いません。拭き取った後、仕上げに水で薄めた重曹を振りかけることで、カビの餌となる汚れを分解してくれ、カビの発生予防効果も期待できます。カビの汚れがひどい場合は、メラミンスポンジで擦ると汚れが落ちやすくなります。 ▼ ホコリによる壁紙の汚れを落とす方法 いきなり雑巾で水拭きするのはやめてください。雑巾に付着したホコリが壁に広がりさらに汚れが拡大します。壁のホコリを取る時は、まずブラシ付の掃除機で軽く吸ってから水拭き等を行います。 ▼ クレヨンの汚れを落とす方法 通常の油汚れと同じような方法でも落ちますが、消しゴムで擦ると簡単に取れますのでお勧めです。また、歯ブラシに研磨剤入りクリームクレンザーなどをつけ、軽めに擦ると頑固な汚れが落ちやすくなります。 ▼ 和室の柱を綺麗にする方法 市販の洗剤や、木部洗いの薬剤は使わないほうがいいです。(薬品でヤケてしまい黒っぽく変色します) 数種類の薬品を使って洗いますので知識と技術のある業者を探した方が無難です。 薬品を使わない方法では、サンドペーパーで擦る方法があります。まず最初に240番程度の粗目のサンドペーパーで擦り、次に800番程度のペーパーで仕上げます。 綺麗になった後は、クリア塗装等をおこなえば汚れにくくなります。 ▼ 壁と柱の間に隙間が出来ている 【しっくいの壁の場合】 日本古来からのしっくいの特長を生かした誰にでも手軽に施工できる壁用パテがあります。 【コンクリート・モルタル壁の場合】 補修専用のモルタル(充填剤)が市販されています。 補修部分に水分を含ませておくとパテの接着が良くなります。補修したあと凹凸がある場合は、サンドペーパー(240〜320番)で仕上げてください。 ▼ Pタイルの張替え まず貼りたい面の床部分の残った接着剤を綺麗に取り接着しやすい状態にして、Pタイル用の接着剤を床面にしっかり塗り貼り付けます。はみ出した接着剤を拭き取って、重しをのせておくと上手に貼れます。 ▼ 階段のすべり止め 踏み段の先に市販されているすべり止めを付けましょう。 まず、取り付け面の、ホコリや水気、油気などの汚れをよくふき取り乾燥させます。すべり止め材を必要な寸法に切り揃えます。切る寸法は階段の横幅いっぱいよりも数センチ短めに切った方が貼りやすく、掃除もしやすくなります。しっかり固定されたことを確認してから使用してください。 また、階段手すりをつけておくと安心です。 ▼ フローリングのニスはがれ補修 まずは床の表面を、添え木にサンドペーパー(180番)を巻いて木目と平行に磨いていきます。 ペーパーがけが終わったらコテパケなどを使いニスを塗っていきます。少し時間をおいて(夏場なら1時間程度)2回目のニスを塗ります。2度塗りしたら十分に綺麗になることでしょう。普段のお手入れは水拭きで十分です。