水廻りの豆知識 ※ご自身で解決できない場合は、お気軽にお問い合わせ下さい。 また、「水廻りのお困りごと」も合わせてご覧下さい。 ▼ 流しのつまり・水はけが悪い 流しのつまりは、吸引カップを使ってパイプの通りを良くします。パイプのつまりが取れない場合は、排水ホースをはずして清掃します。蛇腹ホースは差しこみ式ですので簡単に取り外せ掃除が出来ます。また、汚れがひどい場合は交換しましょう。シンク内流しの防護網がきっちりはまっているか確認し、なるべくごみを流さないようにし、洗い物の度にごみは取り除いてください。1ケ月に1度程度洗浄剤で配水管の油や汚れを掃除して清潔に保ちましょう。 ▼ 水洗トイレの水の出が悪い・止まらない まず、水タンクの蓋を開けます。タンク内にある鎖が開閉弁から外れていないか、途中何かに引っかかっていないかを確認し正常な状態に戻します。次に 浮き玉を確認し、タンクの内壁にひっかかって無いかを確認し引っかかっていたら正常な状態に戻します。浮き球を上げ下げして排水の確認をしてください。 鎖や浮き球が正常な状態で水が止まらない場合は、ボールタップ内のパッキングが摩耗していますので新しいものと交換します。(市販されています)交換作業時は、止水して行って下さい。 ▼ 浴槽の汚れ 【タイル浴槽】 風呂用酸性洗剤・漂白剤入りクレンザーを使います。 【ホーロー・ステン・FRP】 お風呂用洗剤を使います。 【木製】 傷つけないようにスポンジで軽く洗います。 目立った汚れなどは、漂白剤入りクレンザーなどで洗います。 酸化銅による青緑の汚れは、ボイラーの配管の銅が原因で起こります。(人体には無害) 用意するもの: アルカリ性洗剤又はアンモニア水・酢・メラニンスポンジ 手順: アルカリ性洗剤又はアンモニア水を酸化銅にかけます。次にメラニンスポンジでこすります。最後に酢をかけて中和して水で流します。もしこれで落ちない場合は厳しいと思われます。配管等を含め、根本的な対処が必要な場合もありますので一度ご相談ください。 ▼ 浴槽の傷 【ホーロー】 クレンザーで磨き、ホーロー用の補修接着剤を埋め込みます。 【ステンレス】 台所洗剤または市販のさび落としで磨きます。 【FRP】 洗剤で汚れを落とし、サンドペーパーでかるく磨き、光沢剤で仕上げます。 ▼ 浴室のカビ取り 市販のカビ取り剤できれいに落ちます。(目や肌につくと危険な場合がありますので防護して使用してください。※商品の取り扱い説明を必ず読んでください) 水で洗い流した後乾燥させ、カビ止めスプレーを施します。入浴後は蒸気がこもらない様に換気する事をお勧めします。 ▼ 蛇口・シャワーの水漏れ パッキンの劣化による水漏れが考えられます。外径を確認し取り換えます(ほとんどの場合同じ径のパッキは市販されています)。特殊な径の場合はご相談ください。止水を行ってから取り換えてください。 ▼ 洗面台のつまり・水はけが悪い 配水管のトラップ部分のつまりが原因です。吸引カップ等で押し流します。それでもダメな場合は、内部に詰まったごみを取り除かなければなりません。作業が困難な場合もありますので、まずはご相談ください。 ▼ パイプ継ぎ目の水漏れ 継ぎ目のナットが緩んでないかを確認します。ナットを閉めなおしても水漏れがある場合は、パッキの劣化が考えられますので新しいパッキンと交換します。止水を行ってから取り換えてください。パッキンの取り換えには専門の知識や道具が必要となる場合がありますので、まずはご相談ください。 ▼ 排水口の匂い 配水管トラップに溜まったゴミやパイプに付着した汚れからの匂いが原因です。吸引カップでゴミを押し流すことで解消する場合もあります。また、パイプ洗浄剤を使って付着した汚れを洗い流してください。 ▼ 浴室タイルの目地補修 浴室タイル目地補修材を用意します。その他、ヘラ・マスキングテープ・ドライヤー・カッターナイフ・マイナスドライバー等を用意します。 まず補修面をきれいに仕上げます。目地補修材に水を少しづつ加え練ります。タイル部分にはマスキングテープを貼っておきます。ヘラを使い目地補修材を刷り込むように塗り、完全に乾き固まる前に、はみ出した目地補修材をタオル等で拭き取り仕上げてください。 ▼ 水廻り床の黒ずみ まずは掃除機でごみをきれいに取り除きます。乾いた布で水けを取ります。油汚れがある場合は、食器用中世洗剤できれいにします。メラミンスポンジを使い円を描くように黒ずみを取り除きます。仕上げにからぶきをすれば完了です。落ちにくい黒ずみ汚れは、重曹を使います。重曹を振りかけてからメラミンスポンジで円を描くように黒ずみを取り除きます。必ずからぶきしてください。※重曹は研磨作用があるので力を入れすぎないように注意してください。床全体が乾いたら床用ニスで塗装すると良いです。